こんにちは^^

鍼灸師あじゅこと
新井淳子（あらいじゅんこ）と申します

さてさて
前回のお話しの続きです

鍼灸師になる前は
都内にある財団法人の循環器専門病院
CCU（Coronary Care Unit (冠疾患集中治療室)の略）で

病棟クラークという
医療行為以外の業務を効率化させる役割を担い
間接的に医師や看護師の仕事を支える職に就いていました

のほほ〜んと生きてきた
２０歳の女子には
救急患者さんを受け入れる集中治療室は
カルチャーショックでしかありませんでした！

Bedがなくても
ストレッチャーで救急患者を受ける
まるで野戦病院

人の生死を
目の当たりにする毎日で・・・

救命という名のもとに処置が行われます

それが医療者の使命ですから！

ですが
植物状態という
家族にとってつらい結果となった患者さんを
何人も見てきました

そのご家族の対応をするのも
私の仕事で・・・

いま思い出しても
よく自分のメンタル崩壊しなかった！と
関心してしまいます

病気にならない身体づくりの大切さを考えるように
自然となってきたのです

そんな時でした

父がステージ４の大腸癌で手術、入院
４年頑張ったのですがこの世を去ってしまいました

旅立つ２週間前くらいだったでしょうか

父の主治医に
「持続で痛み止めを使いましょう」と言われました

モルヒネ持続投与したら
意識が落ちてしまって父とコミュニケーション取れなくなるって
頭をよぎってしまい返答を数日待ってもらったのです

そういった患者さんを多く見ていたので。

父に辛い思いをさせてしまったことだけが
最大の後悔です・・・。

鍼で意識を落とすことなく
疼痛コントロールができるということを
父が他界してから知りました

新薬の治験も行う施設だったし
最先端の医療を患者さんに施すのも見てきましたが

これからは
東洋医学だ！って思ってしまったのですよね〜

未病
そして
心と身体は一体という東洋医学の考えに共感して鍼灸医療科夜間部へ入学し
鍼灸師の道を目指し仕事と学業の二重生活が始まったのでした

病棟クラーク時代があったので
当時、研修医だった医師や新人看護師・・・
今では院長、副院長、看護部長
偉くなられた方々とも仲良くさせていただいております

「あじゅ」というニックネームも
２３歳くらいのときに
一緒に働いていた研修医がつけてくれました

鍼灸師免許を取得後も
１０年病棟クラークを続けたのですが

そのお話は、自己紹介③で♫

最後まで
お読みいただきありがとうございました。

女性のための鍼灸師あじゅ